くりかえすけれども大前提に。
子育てには、正解も間違いもない。
ご家庭それぞれ。
また複数の子がいるのなら、子それぞれ。
同じ親からうまれた子であれ、性格や性質や気質は違うから。
義両親は、子育てに関しても生真面目すぎたのだろう。
生真面目すぎて、子の気持ちよりもマニュアル通り、世間の目を気にした子育てだったと聞こえてくる話が多かった。
世間の常識とされるモノを素直に受け入れてきたのだろう。
地位名誉財産。目立たないようにひっそり暮らす日々。
そしてココロの声に耳を貸さない日々。
晩年、義父は成人したあなたに手紙を送ってきた。ビッシリ、いままでの人生の後悔がつづられていた。
そしてあなたには、長いモノには巻かれず自分のやりたいようにやりなさいと。
ご自分のお子さまたちには真逆の子育てをしていた義両親。
あきらめていた貴方が、お子さまのなかでいま一番幸せと、ほめたたえられる日がくるなんて。
かんたんなひと言では伝えられないが、後悔の気持ちを義父がもったコト。
意外だった。
人生をふりかえり考察や反省をするコトは、とても大切。
晩年になり、ご自分の人生は失敗だったかのような手紙を書いた義父。
その瞬間は一生懸命だったのだろう。
しかし感覚を押しつぶし、その影響はご家族の人生をもふりまわした。
それは事実。その事実は消えない。
貴方が義理のご家族のモトで見失わない強さを学んだ。
貴方が義理のご家族のもとへうまれた理由のひとつなのか。
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