イライラの理由

たわいもない話

遠い、遠い昔の思い出。

学生時代、ちょっとした集団でちょっとした意見交換の場があった。
ちょっとした集団の総意、意見をまとめる必要がある場面だった。

気が合う仲間たち、だけではない集団。
日々、かみあわないヒトたちとも話しあい、意見をまとめなければいけない。

私もまだまだ未熟だった。
かみあわないヒトたちの意見には、反対側からの視点で正論をかざすように押さえつけていた…ような気がする。

そうすると、そちら側のヒトたちもかたくなになる。

最後の最後。
細かいやり取りは忘れてしまったが、私たちのに近い考え方のみなさんがおれた。
かみあわないヒトたちの意見にかなり近いまとめとなった。

ナニカあれば責任をとってもらえるし、ま、いいか。

解散となり、気が合うなかまたちと反省会。いや、まだまだ未熟だった私。グチ大会と言ったほうがニュアンスが近かったかな。

思ったより、なかまたちも怒っていた。私だけではなかったんだ!

しかしよく聞いているとイライラの理由が違った。

「君たちの意見も悪くはなかったよ」
「次はがんばってね」
なかまたちは、見くだされたコトに腹をたてている。

私は、くだらない主張や人間性が許せなかった。強引なやり方が許せなかった。ヒトにどう評価されるかは気にならない。

イライラの理由も、ヒトそれぞれ。

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