私自身、つい使ってしまうコトバ「絶対」。なるべく、使いたくないコトバ。
前にも書いたかな、似たようなお話。
私くらいの世代になると、いや、私だけかな、細かいところの記憶がスパンとぬけているコトがある。
二十年ほど前に旅行で行った都道府県は覚えているけれど、具体的にどのようなコトをしたのか、とか。
遠くの友人に会いに行ったトキ、どのような交通手段だったか、とか。
学生時代をすぎた後の記憶は、あやふやなコトがちょこちょこある。
そのようななかで、知人との会話より。
お互い得意分野ではないけれども、高尚な音楽に癒やされるトキがある。
知人は、とある有名な演目の音楽会に行ったコトがないという。
私の記憶だと、知人と一緒に行っている。その記憶を伝えると
「絶対行っていない!行っていないモノは行っていない!!」
いやいや、一緒に行っている。けれども、行った行かないの正解を出す必要はない。
一緒に行ったコトは私の記憶にとどめておこうっと。
私はなぜ、覚えている自信があるのか。
音楽会が終わった直後、知人は強烈なダメ出しをしたから、一緒に行ったコトを覚えているんだ。
でも、絶対行っていないんだって。
ま、これ以上は、いいや。
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