母方のオバ@2

たわいもない話


父がオバと最後に対面したときもまた、お説教だった。母のお墓参りの待ち合わせを何回も変えたうえに、当日15分前に時間も場所も変えてきた。しかも変更の場所は、以前父が提案した場所。

父は怒りで帰ろうと思ったけどちょうど祖母(父の母)の命日。父方のお墓はみんな同じ敷地内、祖母もいらっしゃるので、行くことにした。
オバと合流。父、大爆発。お説教。さすがのオバも涙ながらに「おっしゃるとおりです」と。


無事ではないお墓参りが終わり、そのまま帰ってもよかったけど、父は駅近くで一緒に少しお茶をして帰ることにした。父のそういうところ、好き。理性がはたらく。


父はおだやかな口調でオバの個性的なところ、短絡的突発的な言動でまわりが振りまわされていることをあらためて指摘。父に限らずこのような指摘はたくさん受けてきたはずのオバ。そのときはしおらしく「わかりました」というらしいが、すぐに忘れる。何もかわらない。

そしてこの事件の数週間後、母方の三男伯父が大迷惑をこうむる。

それから数年後、父も旅立った。オバにはすぐに知らせることなく、賀状欠礼のハガキを出し知らせた。父からのたくさんのご指導に感謝してるとのこと。う~ん、こういう表現はできるヒトなのか。


しばらくしてお墓参りに行きたいと。両親の気持ちも踏まえて丁重にお断りしたが通じなかった。最初で最後の覚悟でお約束した。気がついたら母の従姉妹や義姉もご一緒で日時まで一方的に決められていた。さすがオバの個性炸裂。


そして当日、予報外の強風豪雨。お墓参りが終わり、オバたちと別れたあとは、雨は小降りに。よっぽど来てほしくなかったんだね、、、。両親にそっと、あやまった。

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