今回お会いした息子さんは、第三子。うえに二人のお嬢さまがいるオバ。
お嬢さまお二人は独身。お二人四十代後半。
オバは珍しく深刻な表情でつぶやいた。
「わが家は、結婚と子孫のコトが心配でね」
いわゆる高尚ではない暮らしをしている私。でも今のオバは、私たちの方がうらやましいらしい。お孫さんに囲まれたささやかな日々を楽しんだ私の両親の幸せ、深く感じているらしい。
そしてオバは、先ほどまでご一緒に明るく楽しく話していた息子さんの話を。
年齢的に遅めの結婚をされた息子さんご夫婦。すぐにお子さまを授かるが、流産ではなく死産。
小さな小さな骨壺、今も埋葬することはできずに一緒に暮らしている、とのこと。
オバの表情。はじめてみたような曇り気味の表情。。
なにも言えなくなった。。
息子さんの結婚、幸せ絶頂からの、絶望感…。
オバも、たくさんの経験をされているんだね。。
私も考えさせられた。
しかし、私は母や伯父たちの長年の気持ちも知っている。話の節々にご自分中心のコトバが出てくるオバ。
ご実家のみなさんは前向きすぎて、できていることを喜ばずにできないほうに目がいくので、思いがつうじないことたびたびあったと、オバはいう。
みんな、それぞれに家への思いが強かった、とも。
う~ん。。。
伯父たちや母の思いは忘れない。
ただ、私自身の固定観念、思いこみは気をつけてと、どなたからかのメッセージのような気もしている。
少し時間をかけて、考えてみよう。
コメント