たわいもない話。
先日、少し遠くの街にお出かけした。
ちょうど、お昼どき。
せっかくだから、その街の特色あるジャンルのお店に入ろう。
どのお店も、それぞれ個性がありそうでなかなか決められない。
しかし時間に余裕があまりなかったので、並ばないで入れそうなお店をえらぼう。
オーダー式バイキングのお店に決めた。
いまどき珍しく、タブレットやスマホでの注文ではないお店。
メニューに書いてある番号を紙に書いて、店員さんに渡す方式。
口頭でオーダーするわけではないけれど、いいよね。タブレットでの注文の無機質なお店が多いいまの世の中。
ちょっとだけなつかしく、なんとなくホッとした。
残念ながら、最近小さい文字を読むのがニガテになってきた私。
メニューの写真を見ながら、オーダーするお料理を選ぶ。
しばらくみているとメニューの写真の横に小さく「激辛」「辛」と書いてあるお料理があるコトに気がついた。
さらにメニューをよくみると「大人気」「人気」と書いてある。「大」がつくかつかないか…ご親切なお店だね。
よくよくみると「人気ない」の記載まで!
「人気ない」メニューの写真は、たしかに色合いが地味。薬草を練り込んだらしき黒っぽいゼリーのようなモノや、黒いナニカと茶色いナニカとの煮物。それらのなかに、私が興味をもったお料理は、ひとつもなかった。申し訳ないが…。
正直なお店なのか??
ちなみに最後のお支払いは、現金のみだった。
クレジットカードも電子マネーも使えないお店。
ちょっとだけなつかしく、なつかしくホッとした。
とある休日の、たわいもない話。
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