とある知人の話。
ご主人さまは、なかなか個性的らしい。
愛情をもって「不器用でガンコで欲ばりだけど、根は純粋」と知人は表現している。
ときどき書いている「ママ友のま、いいか」とは違う方。
知人はアタマの回転が早くて細やかな気配りもできる方。
知人を知る皆さんは、仕事を主とした生活ならば相当な実績がのこせるはずと言う。ご家庭を主とした日々を、もったいないと言うヒトもいらっしゃるらしい。
失礼を承知で言うと、知人のご主人さまの不器用でガンコで欲ばりな個性は仕事のジャマにもなっているらしい。
つまりは地位名誉財産には直結しない状況と。謙遜もあるだろうが、知人はそう言う。
知人に、やんわりと聞いてみた。
「仕事を主とした生活を本当は望んでいる?」
「私も不器用でガンコで欲ばりなので仕事と家庭の両立はできない。両立できたら楽しそうだけどね。では、家庭を主人にまかせたらいいのかもしれない。でもそれは、違う。主人は不器用でガンコで欲ばりだけど、仕事を楽しんでいる。それならそのまま楽しんでいてほしい。私は私で、仕事というカタチではないけれども家庭をおだやかにまわせるように日々工夫している。そんな日々を幸せに思っている。身近な世界がうまくまわれば、世の中おだやかにまわる。世の中おだやかであれば、みんな幸せ」
おーっ!
私、この知人とは無難な話題ばかりしていたので、ここまで似た考え方をおもちとは知らなかった。
私が日々このブログで書いているような気持ちだよね。
うれしかった。とてもうれしい。
気がついていなかっただけで、このような気持ちをもつ方がたくさんいらっしゃるのかな。なんだか、ワクワク。
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