わかりやすい説明

ことば

前に書いたね。

ナニカ問題がおこったトキ。

原因を考えるのは、とてもとても大切。

しかしいま目の前でおきている問題に対して、あわてずあせらず冷静に、落ちついて判断して対処するコト。
それも、とてもとても大切。

両方ともバランスよく対処するコトが理想かもしれない。
しかし、原因のなかには長年の蓄積や、一個人では動かせない社会の問題の場合もある。

目の前の問題だけ片づけて安心するのは違う。
しかし、いますぐにどうにもならない原因を延々語るだけなのは、もっと違う。

少し前までの私ならば、原因を語るだけのヒトにゲンメツしていた。
イヤだなあ、またはじまった。あまりマジメに相手をしていなかった。

先日、またまたそのような場面があった。

いつもなら聞きながす私。なぜかスイッチが入って反論してしまった。

「原因は大切。でも目の前の問題に対処するのも大切。たとえば家が雨もりしている。まずはバケツを持ってきて雨を受けとめる。それから他の場所は大丈夫か確認する。後日、雨もり個所を修理するでしょ。目の前の雨もりを放置して、この家の建築方法を調べて嘆いても仕方ない。」

「蜂が近くにいる。まずは身を守るよね。森林破壊するから街へ蜂が出てくるんだ、だから自然を守ろう。それはそうだけれど、目の前の蜂に刺されても自然を守ろうと語りづけるの??」

やっかいだと思っていたヒトだったけれど、すんなり納得してくれた。
わかりやすかったと、ほめられた。

無意識だったけれど、、コトバを選んで伝える大切さを知った。

よかった、よかった。

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