母方のオバ@22

たわいもない話

そのようなわけで、オバと約束した日になった。
正直なトコロ、乗り気ではなかったがイヤな感覚もなかった。

それでいて、土地に呼ばれているような気持ちもあった。

母方の親族には、とてもとても重い思いがこもった土地。私が少し踏みこんでナニがどうなるでもないけれど…。

そして、その土地に私が一人で行くのは初めて。
それは、そうだ。
母と一緒でなければ、伺う用事はなかったのだから。

数十年ぶり。道を覚えているかな。

なんとなく、の感覚を頼りに無事到着。
マンションの外でオバが待っていてくださった。

「せっかくだから」と、長男伯父の奥さまへごあいさつしよう、と。あ、そうなんだ。


昨日奥さまとお電話で話したコト、オバには内緒。なんとなく、いろいろ興味を持たれそうだし過去の封印したお話になっても困るので。

奥さまにお会いしたのは4年ぶりかな。電話のお声と同じく、かわらずお元気そうでよかった。

オバが少し離れたトキに私の耳元で「いつもありがとう」とささやかれた。ささやきというよりは大きなお声で。オバに聞こえたかな…ま、いいや。

奥さまとは簡単にごあいさつして、別れた。
オバのマンションへとむかった。

なんだか、不思議な感覚。

お部屋に案内された。窓からの景色、面影がある。隣のおうちの屋根や植木は、当時の記憶と同じ。
なつかしい!

しかし今いるのは現代的なお部屋。当時の木造のおうちの独特なにおいがしない。

なんだか不思議。

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