昔の職場~問題爺@6

職場

書くだけ時間のムダと思いつつ、昔の職場の問題爺のコト。ふっとしたトキに、思いだす。
いろんなヒトが世の中にはいるんだ、という社会勉強の気持ちをこめて。

いや、そこまで深みはない、か。

問題爺は、とにかくヤル気がない。
ただ、ずる賢くてヒラめくとキビキビ動ける。

私含めてやっかいだなとみんな思っていたけれど、問題爺がヘソを曲げるとさらにやっかい。
そしてなぜか、問題爺はさらに上の立場の同性の方々には憎めない存在だったらしい。
なぜか許される。

そういうモノなのかな。世の中って。

問題爺は何人ものアルバイトさんをやめさせている。いつか、書いたか。夜中に酔って電話してクビにしたり、フツーではありえないコトをやってきた。

ある日、とてもとてもメンドウナ研修会のお知らせがきた。本来は、社員さんやそこそこポジションがある方むけの研修会。三人参加しないといけない。

他の社員さんは、出張予定があった。社員でその日に行かれるのは問題爺。あとはアルバイトから二人、誰かを。

私にも声がかかったが、丁重にお断りした。ヘソを曲げられるコトは、なかった。助かった。

結果、だれが参加したのか。

別支社の社員さん、天然・フシギ系のアルバイトさん二人。

天然・フシギ系のアルバイトさんは二人とも、問題爺のお気に入りではなかった。

業務の話以外、問題爺は話しかけない。

問題爺とお気に入りのアルバイトさんがワイワイやっている様子をうらやましそうにみていた二人のアルバイトさん。

そのコトを問題爺は知っていた。

だから問題爺は二人にこのように声をかけた。

「他のアルバイトさんはこないんだけど、@月@@日に%%%へ来て」

問題爺に特別に声をかけられたと二人は大喜び。
当日行ってみると、問題爺はいない。
知らない社員さんと、メンドウナ研修会。

一人はそれ以降、出勤するコトはなかった。

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