母方のオバ@10

たわいもない話

つづき。

オバの息子さんと最後にお会いしたのは、おそらく三十年以上前のこと。息子さんが小学生低学年のころ。今は、大企業で管理職をされるようなお年ごろ。

当時の面影はない。道でバッタリお会いしたらわからない。

ほぼ初対面の状況。

なんかね、ありがたい。私の両親はそのようなシチュエーションを楽しめる。私も、受けついでいる。

そして母方のオバ、息子さん、そのようなシチュエーションを楽しめる方々。

突然が苦手な方はいらっしゃるよね。くりかえすが、オバはそこまで考えたのか…ま、いいや。

紹介していただいたお店のランチは、とてもおいしかった。もともと食べるのが遅い私。話ながら食べるとさらに時間がかかる。
オバも息子さんも話をしながら、空白の時間が多い。

う~ん、これ以上私から話をふれるかな…。

そして気がついた。

そっか、都心のオフィス街のランチはパパっと食べて、喫茶店に移動するんだね。

私はその感覚を、忘れていた。日々、ゆったりした時間を過ごさせていただいているので、都心のピシッとした世界で生きる方々のしきたりを忘れていた。

一番遅く食べ終わった私がハシをおいた瞬間に食器はサッとさげられた。

なるほど。

そして街に慣れている息子さんが、落ちついたカフェに連れていってくださった。

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