なかなか個性が強いママ友のご主人さまシリーズ。けっして悪いヒトではないらしい。
お子さまがまだ、小学校低学年だったころ。習いごとの送り迎えは基本的にママ友。ママ友の都合が悪くタイミングがあえば、ご主人さまが行く。それでもキビシイと、祖父母が喜んで行ってくれた。
ある日、お迎えはママ友の予定だった。お子さまを送りだしたあとに急用が入り、急きょ、ご主人さまがお迎えに。家に帰ると、ご主人さまは少し不機嫌、お子さまは元気がなかった。お迎えに急にご主人さまが登場して、ビックリしたのかな。いや、その日の習いごとで、少しイヤなことがあったらしい。不機嫌なご主人さまは、お子さまと話していないようで事情を知らないようだ。
お子さまが小学校高学年のとき。習いごとのお泊まり合宿があった。合宿期間中は、キッズ携帯含めて外部との連絡は禁止。緊急時はコーチに連絡することになっていた。お迎えはママ友がいくから、元気にがんばってと送りだした。お迎え当日、ママ友に急用が入った。タイミングよく、ご主人さまが行かれることになった。家に帰るとご主人さまはかなり不機嫌、お子さまは元気がない。
ご主人さまが激高したのは、結婚して以来このとき初めて。
「せっかくオレが迎えに行ったのになんで喜ばないんだ!そんなにママがいいのか!!オレには母親のかわりはできないのか!!!」
お子さまは、慣れないお泊まり合宿に疲れてクタクタなだけだった。ご主人さまは事情を知らずに怒鳴りちらしていたらしい。
それ以降、お子さまの予定はママ友が全て寄りそった。子どもより大切な予定なんかない。ご主人さまはお子さまが好きだからこそ怒ったんだ。大切に思ってくれるだけでいい。「ま、いいか」。
そのママ友のスゴいところ。きっとこの状況、イライラしたりケンカになるご家庭が多いかと思う。ま、いいかと深刻にならない。
「ま、いいか」と乗りきれる彼女は最強。「ま、いいか」とわりきればストレスにならないと、笑いながら言う。
う~ん、そろそろ、真似できるかな、できないなあ。
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