わからないというコトを理解している意味

ことば

先日、知人と話していて。
奥が深いなあ…と思ったお話。

考え方は、ヒトそれぞれ。
経験したコトは、ヒトそれぞれ。
育った環境は、ヒトそれぞれ。

世の中いろいろなヒトがいらっしゃるから、おもしろい。
世の中いろいろなヒトがいらっしゃるから、やっかい。

しかし発想をかえると、「やっかい」は苦痛にならない。
と、知人は話した。

ヒトには、もってうまれた素養がある。ヒトそれぞれ。うまれたトキから違うヒトが、違う環境で違う経験をしていく。

そうすると、習慣や知識や考え方もそれぞれに成長していく。

自分自身の習慣や知識や考え方とは違う世界。
新たな世界。

それを自分自身の価値観に寄せていくのか。

寄せようとすればするほど、ストレスとなる。違うモノを、やっかいだと感じる。違いに、イヤな違和感をもつ。

だから自分は「やっかい」な世界観がないのでそのヒトの言動は、わからないのだと理解するコトにしたらしい。

わからないコトがあると理解するチカラを身につけたと知人は喜んでいる。深いなあ

路線が違う電車が、とある駅では同時に停車するコトがある。
違う環境で違う経験をした結果、一時期同じ場所にいる。

ヒトも一緒。一時期同じ思考になるヒトも。それぞれ出発時間がくれば、違う線路を走ったり。

それはそれで、おもしろいね。

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