ナニをしていたわけでもなく、普通に日々過ごしていたはずの今日このごろ。
なんとなく、空や道ばたの細やかな変化に目をむける機会がなかった。
ココロがワサワサしていて、感じようともしなかったのかな。
かろうじて、サクラだけには目をむけていた。
出かける街それぞれ、サクラの写真は撮っていた。
そして前に書いた、冬の道の景色には色がないというお話。
それからしばらくすぎた昨日、久しぶりに道ばたの草花に目がむいた。
たくさんの色であふれている!
ムラサキにキイロ、アカ、ピンク。
ピンク色には濃いピンクから淡いピンクまで、いろいろな色であふれている。
家の近くの日常の風景のなか、春を感じた。草花の目覚めを感じた。
サクラからは花びらのシャワーのプレゼント。
なんてコトない空間かもしれない。
いや、身近なトコロに、このようなぜいたくな空間があるなんて。
ありがたいね。
そして、今年はサクラの季節が少し長いような気がする。先週葉ザクラになってきたなあと歩いていた道、まだまだイキイキした花が咲いている。
寒い冬が終わり梅雨や暑い夏の前の、ほんのりした季節。
今年はたくさん感じ取れた。
ありがたい、それしか言えない。



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