最近の雲

たわいもない話

以前よりも空を見あげる機会が増えた私。

なんとなく、作りもののようにみえる最近の空。特に雲が。

いい悪いの意味ではなく、不自然というわけでもなく、作りもののようにみえる。

作品、と言ったらいいのかな。

風でながれる雲、動かない雲。
ゆったり動く雲。かけ足でながれていく雲。

天文学にご興味ある方なら、初歩的な温度や湿度、季節で説明できる話なのかもしれないけど、

私にとってはどなたかの、ナニカの作品にみえる最近の雲。

とある晴れた冬の朝。
ベランダから空をみると、雲ひとつない青空が広がっている。

タイミングによっては、青空のなかに白い月がみえるコトも。昼間の月。
夜の月のようなあかりはないけれど、存在感は大きい。

雲ひとつない青空。しばらくしてみると、少しずつあちらこちらに小さな白い雲がうかんでいる。

とある別の日。
風が強い。洗濯ものは外に出せない。
空の雲は、ドスンと居座っている。微動だにしない。

とある夜の空にも、緩急ある雲が。
真っ暗な空にも、白い雲が。
星は時々かんじていたけれども、夜の空にも雲がうかんでいる。

やはり、私にとってはどなたかの、ナニカの作品にみえる最近の雲。

どなたなのかな。

なになのかな。

とても、キレイだよ。

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