良心

壮大な家出

友人のお話。離婚を決意して、十年越しに決行したお話。具体的なことを書きすぎてまんまんがいち、ご迷惑をかけたら大変なので、少々伏せながら書くことにするね。性格の不一致。生活習慣の不一致。そもそも家庭内別居に近い状態だったらしい。配偶者の方とは...
なんとなく

熟年離婚

私が離婚を考えているお話、ではない。そこだけは誤解なく、ね。若いころ、ほどよい経験を重ねたあと、なんとなく、そのトキ、そのタイミング、ひかれるトコロがあり結婚するヒトが多いのではないだろうか。結婚しない選択も、もちろんある。結婚生活はヒトそ...
おもいで

窓ガラスをわったあそび

兄弟が中学生だったか。雨の日、家の中で一緒に遊んでいた。茶の間の机をたたんで六畳一間を使った遊びがはじまった。前転をしたり、あぐらをかいて足首を手で持ってごろんまわったり。後転もしたかな。母もニコニコ楽しそうにみていた。次の遊びは幅跳び。助...
違和感

頭で味わう

いつだったか、どなただったか。おひとりだったか、何人もいらしたか。会食の場合、なにをどうおいしくいただくか。ヒトそれぞれで、いいと思う、が…の、お話。香りを最初に感じる方。まずは香りを楽しんでから、口に入れる。見た目を最初に感じる方。鮮やか...
違和感

「ごめんなさい」は、言えないのかな

誰だって、失敗したり間違えたりするコトはある。悪気なく、一生懸命がんばっていても、やらかしてしまうトキはある。仕方ない。いいんだ。次から気をつければ。次からどうしたらよいか、頭を使って考えれば。ただね、そのようなときに、もしも誰かに助けても...
良心

お年玉

とある友人幼少期、お年玉をいただいた記憶…友人の親族には、お年玉の風習がなかったらしい。おじいさまおばあさまがお元気なコロには、毎年関係の遠い親せきやみなさん大勢集まるが、お年玉の風習は、なかったとのこと。友人、小学生になったコロ。三学期が...
違和感

ちょっとした所作

日々、エラそーに書いている。私は、立派なヒトではない。でもね、なんとなくの違和感を感じるあなたに届いたらうれしい。いつの日にか。お久しぶりの知人から手紙が届いた。近しい方の発表の場がある、と。私の知識は皆無の高尚な世界。なんでもみてみたい私...
なんとなく

初詣

伝統やしきたりや、身を引きしめる気持ちを否定する気持ちはほんの少しもない、今日のお話。大切にしたい。だからこその、あえてのお話。私の実家は、年中なにかしらの行事があった。私の幼少期、初詣は習慣になかった。のちに聞いたところ、父方の実家は初詣...
日常

白みそのお雑煮

私の実家は、白みそのお雑煮だった。父方の風習だった、白みそのお雑煮。大根の輪切りと、むいたままのカタチのサトイモ、おもちは焼かずに煮る。食べる直前にカツオブシをかける、シンプルなお雑煮。母方の風習は、おしょう油の出汁に焼いたおもちを入れたも...
良心

一月一日

二〇二五年一月一日。年が明けた。新たな気持ちで新年をむかえる。伝統やしきたりや、身を引きしめる気持ちを否定する気持ちはほんの少しもない、今日のお話。むしろ、大切にしたい。だからこその、あえてのお話。昨日がおわり、今日になる。そして明日がくる...