不思議なチカラ@26~設定上の祖母♪6

不思議

「設定上の叔母」とのやりとりで「コロナが落ちついたら三者快談にゲストで来てね。きっと、しっかり者の母親役の方も喜ぶから」と、何回も言われていた。

その話を「設定上の祖母」にもお伝えし実現できたら、と、あつかましく、やんわりと、ガツンとお誘いをしてみた。

偉大なお仕事をされていて本当に多忙な「設定上の祖母」。お忙しいうえに、ただの飲み仲間の娘のお誘いなんてお断りでも仕方ない、という発想は、当時の私には皆無だった。

なんとなく、楽しくお会いできるような気がしていた。

その通りになった。お仕事がお忙しい方なので、実現まで少し時間はかかったが、本当にお会いする約束をしていただいた。

平日昼間のお約束。もちろん、カンパイはしましょうと。さすが、父の飲み仲間!

約束の日が近づき、さすがの私も少々緊張してきた。私は日々のらりくらりと緊張感なく過ごしている。「設定上の祖母」は、バリバリお仕事をこなして社会のためにがんばっているしっかり者。

そもそもお互い、顔を知らない。私の顔が父に似ているとはいえ、それだけでも会えるのか。

待ち合わせ場所、メールをやりとりしながら、

お会いできた!

目がとてもとてもカワイイ方だった。表情もやさしくおだやか。

私の緊張も、すっかりとけた。

少しオシャレなレストランに入り、カンパイ。

幸せだな…私。

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