熟年離婚

私が離婚を考えているお話、ではない。

そこだけは誤解なく、ね。

若いころ、ほどよい経験を重ねたあと、なんとなく、そのトキ、そのタイミング、ひかれるトコロがあり結婚するヒトが多いのではないだろうか。

結婚しない選択も、もちろんある。

結婚生活はヒトそれぞれ。百のご家庭があれば、百のドラマが存在する。いや、百のご家庭があれば、二百以上のドラマがある、かもね。

似たようなご家庭はあるかもしれないが同じご家庭はない。ヒトそれぞれ。

そして私が子どものコロより増えているのではないかな。熟年離婚。

子どものコロには耳に入らなかっただけなのかな。わからない。

ヒトは経験をつみ、成長や変化をする。結婚したあとも、夫婦それぞれに経験をつみ、成長や変化、進化していく。

考え方が違ってくることも、あるよね。

ある日突然、豹変するヒトもいるらしいね。

お互いのために、新しい別々の道をいく選択肢がある。

頭では、わかる。
感情でも、わかる。
損得勘定打算も、わかる。

ただね、私の昔の知り合い。かなりやんちゃな子だったが、二十歳を過ぎてご両親が離婚。
そのトキ言っていた「どんなに不仲でも、ケンカしていても、二人とも一緒にいてほしかった」

そのコトバが私にはとても重かった。いまでも時々思いだす。

そのコとは、それ以降ごぶさたしている。

元気にしているかな。

離婚を否定しているわけではない。
結婚生活は、ヒトそれぞれだから。

幸せは、ヒトそれぞれだから。