私の子育て経験のお話。
ヒトそれぞれ、いろいろな経験しているよね、という、たわいもないお話。
ずっと、ずっと、ずっと前のお話。
あなたがうまれた。
新たな世界。見知らぬ世界。まさか、私が親になるなんて。
あなたがいたからこその経験は、かぞえきれないほど。本当にありがたい。
そのなかの、一つのお話。
赤ちゃんコトバ。
前にも書いたかな。
赤ちゃんは、コトバを話さない。あたりまえのコトだけれど、赤ちゃんの意思表示はコトバではない。
うまれてしばらくは、泣くことで要求をする。おなかすいた、眠い、オムツの違和感…などなど。
不思議なモノで、毎日ずっと一緒にいると泣き方でナニを要求しているのかわかるようになる。
いや、わかる気になっていた私。
少し成長すると、赤ちゃんはいろいろな声を出すようになる。おしゃべりしているかのように。
「アー」「ウー」「エッ」「オー」という感じ。
ゴキゲンのトキには、よくしゃべる。
「アー、アッアッ、ウウエー、オッオッアー」
こんなかんじ。これがまた、かわいいんだ。
それはさておき。
あなたが生後四カ月くらいのコロ。遠くの親せきの方にお会いする機会があった。人見知りをあまりしなかったあなた。親せきのヒザに抱えられていた。
そして、いつものようによくおしゃべり。
親せきの方に、赤ちゃんコトバを通訳した。
「こんにちは、って言っています」
「いまは眠くない、って言っています」
「そろそろおなかすいた、って言っています」
このようなかんじ。
親せきの方に、感心された。
親せきには、ニュアンスの違いがまったくわからなかったそうだ。
私も正解だったのかは、わからない。
しかしあなたが成人するほど成長したあと、わかる気がするんだ。
電車や街で泣いている赤ちゃんの言いたいコト。


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