父の命日

なんとなく

数年前に旅だった父の命日。

何回も何回も書いてしまうけれど…。

その日から一昨年くらいまでは父の旅だちを認めたくない、信じたくない、帰ってくるかもしれないと本気で思う気持ちがあった私。

水の中から外をながめていたような日々。
大きなうしろだてを失った。
ナニカあれば、父のひと言にはげまされていた日々。喪失感。

しかし…。

いろいろな不思議なチカラがはたらき、昨年からいろいろなコトへの意識がかわりやっと、とまっていたトキが動きだしたような気持ちがしている。

父が大切にしていた方々とつながれたり、今年になって父が最後にかかえていた仕事がカタチになったり。

たくさんの方々のおかげさまで、私はいまだに父を感じながら、幸せな経験をたくさんさせていただいている。

目にみえるこの世での父には会えないけれど、目にみえない世界でどうやら父はあいかわらず忙しく楽しくやっているようだね。

父の命日を前に、設定上の祖母が連絡をくださった。
とてもとてもうれしかった。

お盆の季節。
父に夢枕に会いにきてと、お願いしてねとのコト。
というわけで、お父さんよろしく!

もちろん、いつまでも一緒にいたかった。

でもね、たくさんの大切なナニカをのこしてくれた。

何回も何回もくり返すけれど、私は本当に幸せ者。

今夜はオイシイものをいただきながら、献盃しようね。

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