久しぶりの飲み会@3~マダム世代の離婚

ことば

今回の飲み会は一人の女の子(マダム世代だが…)が離婚をしたそうで、いつも会を取り仕切ってくださる方が設定された飲み会。

その女の子(以下、その子)、なんと表現したらよいのかな。
明るくよく笑う。
話しているトキは、いわゆる天然系。笑い飛ばせる範ちゅうだけれとも、会話がなんとなくズレていたり。
しかし、芯はものすごく強い。やると決めたコトにむかっては、とてつもない努力をする。そして次々と実現させていく。

十年と少し前には結婚式にお邪魔した。マダム世代少し手前のご結婚だった。

その子が離婚。
くわしい話は誰も知らないらしい。

一次会では
「お祝いしてもらったのにごめんね~。なんでも聞いてね~」
と、明るく笑っていた。

二次会のお店へ行く道、私とその子と話していた。

「大変だったかな。大丈夫?」と私は声をかけた。

「実はね…」
その子は、くわしく話してくれた。

ご主人の心変わり。
ご夫婦共通の仕事仲間で、その子よりも二十歳年下の女性と一緒になりたいと言われたんだって。
子どももほしいって。

その子は女性特有の病気をされたコトがあり、年齢とあわせて出産はキビシイ。わかっていたコト。

とてもとてもショックだったって。
それでも別れたくなかったって。

その子だって、子どもは大好き。
望んでもどうにもならないコト。

努力したり歩みよってもどうにもならないコト。

それを離婚理由とされたら…。

私は
「ツラかったね。がんばったね」

その子は号泣。。

私と手をつなぎ、二次会のお店まで歩いた。
二次会では、明るくよく笑い、少しズレてるその子に戻った。

離婚。

平和的な離婚であってもそうとうなエネルギーを使う。
それが一方的で理不尽な理由の離婚であれば、どれだけ苦しむのだろうか…。

二次会も終わり駅にむかう道。

またまたその子と私は手をつなぎ歩いていた。目にはうっすら涙。

「きれいゴトかもしれないけれど、人生はまだまだつづくんだ。一生懸命がんばっているから、これからステキなコトがたくさんあるよ」

ココロのそこからわきでたコトバを伝えた。

また泣かせちゃった。

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