手書きの文字、パソコンの文字

仕事や公的な文章をパソコンやワープロで作成したことはあります。
昔、作詞をしていたころは、手書きのメモで詞を作りメロディに乗せ、完成した時にパソコンに入力してメンバーに渡していました。

自分の気持ちを書きつづろうと決めた最近、手書きの文字とパソコンの文字の空気間の違いに戸惑っています。

手書きの文字で文章を書く、そこには微妙な文字の大きさ、行間、筆圧などなど気持ちが表れているような気がします。ときには誤字脱字もいい味を出すように。

書き直したときに、うっすら残る消した文字が透けて見えてたすかったこともあります。

パソコンで文章を書くその便利さや効率は、手書きのときとは比べられないほどです。

私はやはり、手書きの文字が好きだと感じます。思えば数年前にとてもお世話になった方へのお礼は、便箋と封筒も一生懸命探して気持ちを込めました。

なんでもかんでも昔はよかったとは言いたくないのですが、便利さと心の届け方の使い分けする文化は、いつまでも続いたらいいなと思います。