せっかくの、ごちそうを残すのなら

おもいで

たわいもない話。

世の中、正解はひとつではない。
いろいろなコトには、いろいろな解釈ややり方がある。考え方もヒトそれぞれ。

そのように、アタマでは理解しているけれども。
トキには、ヒトのやり方に疑問をもってしまう。

ホロスコープを勉強しはじめて「行動のモトになる考え方はナニカ」と思うと納得いくコトがたびたび。

では、だいぶ前の私の経験。
どのように解釈したらよいのかな。
当時、かなり驚いた私。

シチュエーションをシンプルに説明すると、友人とその友人のご両親と私の四人で共通の知人をたずねたトキのお話。

一日に二軒のおうちにお邪魔する。
一軒目の知人とランチをする約束をしていた。二軒目の方にはそのコトを伝え、お邪魔する時間は夕方に近い午後と約束をした。

一軒目のおうちでは、お寿司をごちそうになった。さらにデザートにケーキも用意してくださった。
たっぷりごちそうしていただき、お別れして二軒目の知人のおうちへむかった。

二軒目の知人は「ランチはいただいたと思うけれど、早めの夕飯というコトで」とウナギを出前で用意してくださっていた。親切なお気持ちはうれしかったが、おなかはどうにもならない。

どうしよう。失礼ながら、少し手をつけてのこすしかない。

ふと、友人とご両親の様子をみてみた。すると、白米にはいっさい手をつけず、ウナギだけを食べていた。白米と白米のあいだのウナギも掘りかえして、白米だけをのこしていた。

そののこしかたはないなあ…。私は驚いた。私は重箱の4分の一くらい、ウナギと白米をいただき、あとはのこした。

せっかくのごちそう。せっかくのご厚意。のこすのなら、美しくのこしたいなあと感じたデキゴト。

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