私は、料理が得意ではない。しかし材料と手順が複雑でなければ、つくるのはキライではない。
最近は、料理をしながらボーッと考えゴトをするのが好き。そして、そのようなトキに、なんとなく、どなたかのココロの声が聞こえる。どなたかが、いらっしゃる。
エネルギーが強いと言われる期間のある日の夕方、アクアパッツァをつくっていた。
あれ、どなたかいらした!
お母さんのお母さんらしい。そうだよね。
いや、もう一人いらっしゃるかな。
あれ、おばあさま?
お二人でいらしたのか。
前にも書いたが、私には母方の祖母はお二人いらっしゃる。
お二人とも明るくユーモラスで、社交的な方。あちらの世界で意気投合されたかな。
そうだよね、祖父を選んだお二人。
そして偶然なのか、お二人は今風に言うと家庭科の先生。
アクアパッツァ、きっと当時にはなかったメニュー。
初めてみる、新しいメニューが気になったかな。それでお二人一緒にいらしたのかな。
お母さんのお母さんは、私が想像するお人柄だけど行動力ある方。
お会いしたかったけど、かえられない過去を思っても、ね。
トキをこえて、いま、私のところへ来てくださるコトがありがたい。
料理がニガテな私のアクアパッツァ、完成!
いかがかな?
喜んでいただけたかな。
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