先日、12月にイチョウがキレイだった道を歩いたコトを書いた。
さらにそれから数日後、なつかしい街に出かけることになった。
せっかくなので、早めにくりだして、あちこちお散歩することにした。
学生時代によく行った街。なつかしい場所に行ってみようと。
緑や池など自然が多い、少し広めの公園に行ってみた。
桜の季節には、たくさんのヒトが集まるおだやかな公園。
少し肌寒くなった12月の午後。思ったよりも、公園に向かうヒトが多かった。
公園の入り口には、たくさんの落ち葉。細長いものや、イチョウや紅葉。いろいろな形の葉っぱが落ちている。
公園についた。たくさんのヒト。
お子さまの小さいご家族、外国人観光客らしい方々、手をつないでゆっくりお散歩されているご高齢の方々。
快晴だが少し風が強い日だった。肌寒い。
風がふくと、あちらこちらの木々から葉っぱが舞う。
いろいろな色の葉っぱが混ざり合いながら、シャワーのようにふりそそぐ。
いろいろな葉っぱが混ざり合いながら、カラカラと乾いた音が響きあう。
木もれ日は、キラキラしている。
癒やしの空間。
学生時代には気がつかなかった、神聖なる空間。
いろいろな木があったけど、その日は紅葉がよりいっそう、映えていた。色も音も。先日のイチョウとはまた違うエネルギーをいただいたようだった。
久しぶりにゆったりしたおだやかな時間を過ごせた。
いつまでもいたくなるような空間だったが寒くなり、ビル街に戻ることにした。
ふと思った。もう12月。12月に紅葉は珍しいのかな。
昨年までの私は、季節を感じることなく過ごしていた。今年が珍しいのか、毎年のことなのか。
来年また、行ってみようっと。
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