平和なおだやかな時代だからこそ、なのかな。トキを重ねるとルールって、増えていくよね。
その昔でいうなら、校則は徐々に細かく増えていく。
なぜ。
なにかモンダイがおこる。その対策としてルールが作られる。
そのルールのスキマをつくような解釈で不穏な空気感が流れる。その対策として追加のルールが作られる。
そのくりかえし。
そしてルールはドンドン増えていき、息苦しくなる。
自分だけの都合がいいように解釈するからね。
ささいな話だけど、子どもが小さいコロの習いごとでのこと。合宿があるような習いごと。入会したコロのしおりと、回を重ねた合宿で文言や温度感がかわってきた。
「不必要なモノは持ってこないように」
「不必要なモノの持参は禁止」
「ゲームなどは持ってこないように」
「ゲームなどの持参は禁止」
「ゲームやオモチャの持参は禁止」
「ゲームやオモチャやぬいぐるみの持参は禁止」
小さい子どもがこっそり持ち込んだケースもあったけど、親が堂々と持たせていた場合が多かったらしい。
「息抜きにゲームくらいなら」
「寝るときにぬいぐるみがないと寝ないから(小学校高学年)」
習いごとのささやかなお話だけれど同じような展開で世の中のルールが増えてがんじからめになり、息苦しく感じるトキが増えるんだ。
もう少し頭を使って考えて、まわりを見わたして、ゆずりあおうよ。
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