六十年目の結婚記念日の余韻にひたる

両親

そのようなわけで、両親の結婚記念日六十年目。

おめでとう!
強く気持ちを感じていた。

あ~、六十年前の今ごろ式のフィナーレかな。

あ~~、六十年目の今ごろ新婚旅行にむかったのかな。

そういえば前に写真みたね。どこだろう。

簡単に見つけられた。父がまとめたアルバムが比較的近くにおいてあった。

結婚式当日から新婚旅行までのアルバム。

母はウエディングドレス。家族ぐるみで知り合いの家庭科の先生手縫いのウエディングドレス。父は燕尾服(かな?)。

そうか、洋装で神前式だったんだね。当時としては珍しかったのでは。何回もみている写真なのに、今回はじめて気がついた。

二人ともいい表情をしている。親戚のみなさんも、やわらかい笑顔でいっぱい。

二次会かな。赤いワンピースとジャケットに着替えた母。会が終わると父と二人でタクシー(かな?)に乗り、笑顔で手をふる写真。幸せいっぱい。

そして新幹線の中での写真からはじまる新婚旅行。あの時代はフィルムが安くはないはずだけど、たくさんたくさんの写真。父は言うまでもなく、立ち振る舞いがジェントルマン。母の立ち姿の足の置き方が、また気品にあふれている。

このころの幸せいっぱいの二人が、のちに家族が増えてあたたかい家庭を築き上げたんだね。二人とも幸せいっぱいの人生だったかな。

そのご家庭に私をいれてくれてありがとう。

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