担任の先生の奥さまが旅立たれた。
ご病気をかかえていらしたが、事故のようなことで突然の旅立ち。
メールでお聞きすることではない。お電話で直接お聞きすることにした。
数ヶ月ぶりの担任の先生のお声。かわらず丁寧で、堂々としていらっしゃる。
「奥さまのことをお聞きしたいのですが、、、」
担任の先生が突然、弱々しいお声になった。
「その日」のことを、丁寧にお話いただいた。先生は号泣されていた。聞かせていただいた私も号泣。
担任の先生は自分が近くにいたのに。
自分が奥さまの寿命を縮めたと、ご自分のことをせめていらっしゃる。
どうして。こんなに立派な方がなぜ苦しまなければならないの。。
やっと、ご家族とご一緒にゆっくりした日々を過ごしていらしたのに。。。
一年前に退職されていたらご一緒の時間をたくさん過ごせたのに。。。。
あたたかいおひとがらの担任の先生がいらっしゃるのは奥さまがいらっしゃったからこそ。遅に直接お礼の気持ちをお伝えしたいと思っていたのに。。。。。
なんか私たちが頼りすぎたばかりに申し訳ない。。。。。。
担任の先生は、奥さまのことを大切に大切にされていた。当時から奥さまのことをうれしそうに大切に話していらした。
人生とは、なんなのか。がんばっても報われないものなのか。
悲しいけれど、信じたくない話は事実だった。
つづく
コメント