ママ友の「ま、いいか」~食べちゃったほうがいいよね

ま、いいか

ご主人さま、食べることが大好きとのこと。

よくある光景らしいが、ママ友とお子さまたちが先に夕飯を食べていて、途中にご主人さまが帰宅する。


お土産にスーパーのお惣菜のフライドチキンを買ってきて「みんなで食べよう」。ママ友もお子さまたちも、もうほぼごちそうさまのタイミング。それでは、と、お一人でフライドチキンをお召し上がりに。そしてママ友が用意した夕飯を、歳だから量はもうたくさん食べられないと残す。

苦手なニンジン入りの煮物、他の具材を食べつくして、ニンジンだけになった皿を、煮物まだたべてないよね、食べたら、と、まわしてくる。

「食べちゃったほうがいいよね、残したらもったいない」と最後に食べつくすモノは、明日にまわそうと思ったからあげやら、エビ入り焼きそばやら、トウモロコシやら。ほんの一口残っているキンピラやナスの浅漬け、ワカメの酢のものをもったいないと食べきることはないらしい。

お好みの食べものがわかりやすいという。

ママ友の育ったご家庭は、基本的に大皿料理を取り分けしながら食べる文化。奪い合うことなどなく、むしろ譲り合って食べる文化だったそうで。

ひとりひとりの分量をきっちり決めるようで抵抗があったそうだが、料理は全部取り分けることにした。違和感がスッキリ。今までの食事タイムのストレスの大きさに気づき、それに比べたら洗いものが増えることなんて、ささいなことだったらしい。

そのママ友のスゴいところ。きっとこの状況、イライラしたりケンカになるご家庭が多いかと思う。ま、いいかと深刻にならず、ゲーム感覚で改良していく。

いやいや、もう少し怒っていいような気がする。「ま、いいか」と乗りきれる彼女は最強。「ま、いいか」とわりきればストレスにならないと、笑いながら言う。

なるほど。マネしてみるか。。。

コメント