父が旅立ち、約四時間後のメモ。固有名詞はかえましたが、ほぼ原文のまま
お孫さんへ、おたんじょうびおめでとう。
昨夜、法的時刻は23:21、父、母のところへ。なんとなくよわっていたけど急のような。でも運ばれた病院では、ふくすいが1.8Lくらいたまっている。なにかどこか病気があったはず。肺、しんぞうはきれい。胃腸も大丈夫そう…かんぞう?
ここ数日は病院に行くか少し考えたけど、本人の希望通り、病院の世話にはならずパタッと。さいごまで家で。よかったのかなと。
ふくすいはさいきんとは思えない量で、だったら数年前に検査して…というのもお父さんの生き方とはちがうのでさびしくなるけど 本当によかった。
ただ、お孫さんのおたんじょう日のちょくぜん…それも父らしい!
本人とはコロナ(かかっていないけど無症状の)こういしょうかもと話したけどコロナではなさそうで。
母のときよりは、元気なときからあるいみかくごというか人間いつ何がおこるかわからない、と、心のかたすみにはずっとあったような気もする。
ずっとお孫さんがよくしてくれてがんばってくれて
数カ月前に父が「人生の晩年にまいにちお孫さんとごはんたべられるなんて」って、よろこんでいたよね。
コロナ自粛のころだけど、たのしくひきこもって…なかったか。さいしょは。コロナニュースみてイライラしていたね。ま、笑い話。
きょうのひるは、本人希望でおかゆ、うめぼし、こんぶ、おんせんたまご、バニラアイスをおいしそうにたべたって。
どの話も本人の思うまま、さいご、よかったねってことばかり。
ついに私にはみよりがなくなり…ちがうか、親か。ま、そういう年だよね。
さびしいけど二人とも、元気な姿しか思いだせない。
お父さんはいっしょにくらした分、にぎやかな人だったから、じわじわさびしくなるのかな。
さびしくはなるけれど、後悔は母のときよりない。
ありがとう。ありがとう。母いなくなってさびしいけれど、そのあとずっと一緒にいられてよかった。
ねなきゃ
2020/8/14 3:31
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