なぜ貴方と出会ったのか@14

おもいで

貴方との結婚が決まったトキに言われたコトバ。

「初めて会ったトキ、久しぶりの家族に会ったようでなつかしかった」

私の両親と初めて会ったトキに言われたコトバ。

「いままでに会ったコトのない方々。大人でも、こんなに話がわかる方々がいるんだ」

言われたそのトキは深く考えなかった。しかし、ずっとずっと忘れられないコトバとなった。

私の両親は、結婚後に迷っていた夢にチャレンジするようにと貴方の背中をおした。
私の両親の応援があったからこそ、いまの貴方の輝く日々がある。
私の両親がつながっていた方々とのご縁もあり、いまの日々がある。

それは、事実。

そして先ほどの二つのコトバが、今回の私の妄想につながっている。

話は前後するが、元気だった私の両親は突然旅立った。
二人とも自宅で気を失った。
二人とも私が外出しているときに気を失った。
二人とも救急車をよんだのは貴方。

二人とも最期の少し前の大役。
私ではなく貴方だった。

二人とも私を心配させたくなかったのか。
二人とも最期の少し前の姿を私にみせたくなかったのか。
二人とも私には元気だった姿だけを覚えていてほしかったのか。

そのようなコトを考えつづけている。

現世で、貴方は私との結婚を通して私の両親と出会った。

私の両親の子としては、めぐりあわなかった。やはり義理のご家族のモトにうまれる必然性があったのだろう。

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