日常

白みそのお雑煮

私の実家は、白みそのお雑煮だった。父方の風習だった、白みそのお雑煮。大根の輪切りと、むいたままのカタチのサトイモ、おもちは焼かずに煮る。食べる直前にカツオブシをかける、シンプルなお雑煮。母方の風習は、おしょう油の出汁に焼いたおもちを入れたも...
両親

父の携帯

旅立った父の携帯。スマホがイヤで、ケータイにこだわっていた父。解約する気持ちになれずにそのままにしていた。届くのは、携帯会社からのお知らせメールと、ほどよい距離感を保ちたくて私の連絡先をお伝えしていない親せき、父の仕事関係の方がお一人。父の...
両親

父の誕生日

今日は、父の誕生日。この世で暮らしていたら93歳のお誕生日。おめでとう!歴史的なコトがあったとされるこの日にうまれたと、父はたびたびうれしそうに話していた。私の幼少期は、その歴史的なコトはニュースなどで大きくあつかわれていたような気がする。...
命日

父方の祖母の命日

今日は、父方の祖母の命日。ご存命なら131歳となるはずだった祖母。私の記憶の祖母はご高齢で、日の光であたたかな部屋の上座でゆっくりとお茶を飲んでいらっしゃる姿が思い浮かぶ。口調はおだやかで、いつもいつも、何回も何回も私にお茶菓子をすすめてく...
不思議

不思議なチカラ@17~母のコトバ

母の最期のコトを。母が最後に意識をなくしたとき近くにいたのは父一人。横になっていた母が突然叫び気を失い、その後声をかけたけれども反応がなかったという。救急車で運ばれた病院でそのまま旅立った。なので父がお孫さんと交わしたような最後のコトバがあ...
不思議

不思議なチカラ@16~父のコトバ

父の最期のコトを。私は仕事に出ていた。父が倒れたときに近くにいてくれたのは、私の家族たち。珍しく調子が悪いと夕方からベッドで寝ていた父が、お手洗いに行こうと歩いているときに倒れた。そのときの様子は家族たちから聞くことしかできないのは、なんだ...
両親

父のケガ

どうしてこうなったのか、話を聞いてビックリしすぎて細かいことはわすれちゃった。ある日の夕方近くに住む母から電話がきた。「帰ったらちょっと寄って。驚かないでね」声は明るかったがきっとよろしくないなにかがおきたのかなと、覚悟を決めて実家をたずね...
両親

母方のお墓参り⑤

母方の祖父の命日を目安に毎年お墓参りに行く私。今年もその時期がやってきた。今年は春先にお邪魔して以来、数ヶ月ぶり。春先に長男伯父の奥さまにお墓の様子を話したところ、すぐに業者さんにお願いしてキレイにしてくださった、らしい。それ以来、私は初め...
おもいで

お孫さんを通して

ママ友。年齢も学校も仕事も出身地も違う。ただたんに、子どもの学年が同じだからというきっかけで出会った方々。私の知らない体験したことのない引き出しを持っている方々。子どもを通して出会えた、大切な方々。一定期間だけお世話になりそれきりになる方も...
両親

六十年目の結婚記念日の余韻にひたる

そのようなわけで、両親の結婚記念日六十年目。おめでとう!強く気持ちを感じていた。あ~、六十年前の今ごろ式のフィナーレかな。あ~~、六十年目の今ごろ新婚旅行にむかったのかな。そういえば前に写真みたね。どこだろう。簡単に見つけられた。父がまとめ...