たわいもない話

たわいもない話

綿菓子

子どものころ、近所でお祭りがあると母がいつも連れていってくれた。小さな町の小さなお祭り。夕飯を食べてからお散歩というかんじで、すでにはじまっているお祭りを途中から見にいった。私が子どものころのお祭りは、まだまだのんびりした雰囲気だった。もち...
たわいもない話

ほめ言葉も、ヒトそれぞれ

たわいもない話ですが。特徴や特長は、ヒトそれぞれ。十人いたら十の特徴や特長があふれている。悩むポイントも、十人いたら十の迷いがあふれている。心の底からのほめ言葉も、ときにはヒトを傷つける。と知ったのは、いい大人になってから。私は社交辞令を真...
たわいもない話

言葉は伝染する

口癖は、うつる。スピードの速い遅いはあるけれど、言葉は伝染する。世の中の流行り言葉は、どこかで有名人や誰かが発信したり話したりすると、あっという間にひろがる。身近な言葉も伝染する。誰かが「要は~」と話し出すとしばらくしてその集団で「要は~」...
たわいもない話

ヤモリがきたよ

わが家のキッチンは窓に面している。窓をあけたら、外の自然な空気が入ってくる、野生の環境とは、網戸一枚の境界線。熱気はちょっとこもるが、なんなら換気扇知らずの環境。油断すれば、様々な虫が侵入してくる。小さな虫には、もう驚かなくなったけど、スズ...
たわいもない話

転校生

私は転校した経験がない。いつでも転校生をむかえる側だった。今の時代はまた違うのかもしれないけれど、私が子どものころに転校する子は、全国規模の大きな会社にお勤めになる親御さんを持つご家庭が多かったように思う。全国あちらこちらから、やってきた。...
たわいもない話

打ち上げ花火

母は、打ち上げ花火をみることが好きだった。といっても、打ち上げな会場に行くのではなく、家からみられるどこかの打ち上げ花火。七月八月の週末は、あちらこちらで花火大会がある。都心と自然豊かな地域のちょうど真ん中あたりに住んでいたので、その時期に...
たわいもない話

〇△□ちゃんのママ、と呼ばないで

「自分というひとりの人間だから、〇△□ちゃんのママ、□〇△くんのお母さんと、呼ばないで。私の名前で呼んで」というママ友、何人か、いらっしゃる。自分が消えてしまうようだから、という方がいらっしゃる。なるほど。私?「△□〇さんのママ」どんどん呼...
たわいもない話

やけ酒

たわいもない話ですが、、私は、毎日のようにビールをおいしくいたたいている。私は、「休肝日」という言葉を知らない。同じく私が知らない「やけ酒」という言葉。ビールは楽しくおいしくいただくもの。数年前、とてもとても理不尽なことがあった。その話はま...
たわいもない話

新札がきたよ

2024/7/3に、新しい一万円札、五千円札、千円札が発行された。2024/7/12、銀行のATMでおカネを引き出したら、新しい千円札が二枚まじっていた。折れ目のないキレイなお札。連番。この時期にATMから出てきたということは、このお札たち...