子どもを通していろいろな方と出会った。幼稚園や学校が一緒で、お話する機会ができた方々。いわゆるママ友。
それぞれの環境で育った私たち親世代。それぞれのご家庭の考え方がある。お子さまに、どう育ってほしいのか、期待のかけ方もご家庭それぞれ。場合により、プレッシャーをかけ続けるご家庭も。
幸せのカタチはヒトそれぞれ。
今の世の中、いろいろな考え方が認められるようになってきたとはいえ、まだまだテンプレートにそった人生がほめたたえられることが多いように思う。
私は幸いそのような考え方を押しつけない両親だったので、世の中の考え方とズレている部分があった。いい悪いではなくて。
私が子どものトキに感じたのは、学校の選び方。
世の中の学校の評価は、偏差値による序列。数値が高いほどいい学校。自分の偏差値を定規のようにあてはめて、進学先を決めつける教師や友人のご家庭が多かった。
わが家は違った。この分野を学びたいのなら、この学校は伝統があっていいなどと両親がアドバイスしてくれた。世の中の評価では、偏差値の低い残念な学校。
また、両親はむりなくマイペースで行かれる学校がいい、とも言ってくれていた。普段から普通にがんばっていれば、それでいい、と。
結果、私が選んだ学校は「近いトコロ」
伝統ある学校だけど、世の中の評価は低い。
幸い、私は卒業校の名前で生きる世界観にはいないので、世の中の評価はどうでもいい。
両親のアドバイス、私の決断にホコリをもっている。
そのコロも、今も幸せだから。
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