キャラ弁がまだなかった時代

両親

数年前に旅立った私の母。

「スーパー専業主婦」マイナス「ほどほどの惜しいポイント」イコール「人間らしさ」という「とにかく大好きな大きな存在」。
(100%の愛情から出た言葉。笑いながらゆるして)

洋裁、書道、華道、料理、あとなんだっけ?
旅立ちの後片付けをしていたら、修了証や免状がたくさん出てきた。
それぞれにかわいらしいエピソードが。それらはまた、後日に。

小学校のときだったか、いつもは給食があるのに、何かのイベントだったか、お弁当の日。

そのまえのお弁当の日のこと。お友達が白いご飯の上に、女の子のかわいい顔を海苔で表現したお弁当を持ってきた。今思えば、目、鼻、口、笑顔、というシンプルなもの。キャラ弁のなかった時代に思いついたお友達のママ、スゴい!

明日はお弁当の日。母にご飯の上に、女の子のいるお弁当作って、と、頼んだ。ニコニコと、作るね、と、言ってくれた。

その日は、ふたをあけるのを楽しみに楽しみに、午前中の授業をがんばった。

やっと、お弁当の時間!ふたをあける!!
ワンピースを着た女の子が片手を上にあげ、まわりにお花が咲いている。

とてもとても、うれしかった。

が、、、童謡を聞こうと思ったらオペラだった、ほどの衝撃、笑撃は、感じた

ありがとう、うれしかったよ

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